宇部港寸景2(210530210610)                    G6

宇部港は漁船、大中小の貨物船、工事船、海上保安庁の船などが出入りする大きな港である。船の出入り、停泊の状況によって常にその風景は変わっている。

上の絵は巡視艇越しに大型の浚渫工事船を眺めた絵で、下は沖合の波止場から宇部市街を眺めた絵である。

いつも感じることだが、港を描くのは意外と難しい。船や建物に比べてゴチャゴチャと細かなものが乱雑にあり、それを描くのに時間が掛り、それを省けは港の雰囲気は出せない。

海の側では市街地より気温が随分低く感じる。上の絵を描く時はウインドブレーカーを重ねた程だ。日蔭さえ確保できれば夏のスケッチにはいい所かもしれない。

 

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