清流落つ(100707)         75×55cm

山口市下小鯖の鳴滝上流は渓流としては小規模ながら変化に富みスケッチポイントとして好きな場所である。

実は水の落ちる様を下から真正面に描くつもりだったが水しぶきが激しく画用紙が不規則に濡れるので諦めた。代わりに上から描くことにした。

奔流の如く落ち、泡立つ様子を水彩で表現するのは私にとって極めて難しかった。この奔流だけ描くのに3日間通い、傘を差し日差しを避けながら格闘した。

 

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