春望(200318)                     G8

国破れて山河あり、城春にして草木深し、・・・・・

杜甫が、安禄山の乱により荒廃した長安を彷徨い悲しんで詠んだ光景とはとても比較にならないが、崩れた石垣、そこに生える野良映えの菜の花、そして周りの山々がこの詩を想起させる。

ここは大内氏遺構の一つ、凌雲寺跡。寺でありながら城塞の機能も持っていたという。

発掘調査が行われていた。

 

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