乗福寺秋色(131214)         F10

乗福寺は大内氏22代重弘が開いた臨済宗の寺で、昔は大きな伽藍を誇った。知り合いからここの紅葉が綺麗と教えられ、12月の初めに訪れてみた。

盛りは過ぎてはいたが、見上げると木漏れ日に透けて見える赤や黄色、地上にも落ちた葉がしっとりと広がっている光景は見事であった。

絵の用意はしていなかったので一旦カメラに収め、木々や葉の重なりの表現等、その時の雰囲気をどうしたら表せるか数日間頭の中で揉み、筆を執った。

さて現場の雰囲気を表しているかどうか。来年はこの現場の雰囲気に浸りながら描こう。

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